『旅のラゴス』を読んだ。

立ち止まらない

面白かったというと嘘になるかもしれません。でも、なんか旅とかしたくなるなぁって感じで楽しめた気がします。
いい言葉とも出会えたし、読んでよかったと思います!
色々なジャンルのものも読んでみたくなりました。次は何を読もうかなぁ。

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ラゴスの人間性は好きになれない

なんか淡々と進んでいくなという印象を受けました。主人公のラゴスが執着が少なくて、何かを成してもその場に留まらないからそう思うのかもしれません。
なんか穏やかな人物と評されているけど、あんまり好きにはなれませんでした。切り捨てる時はバッサリといっていますしね。最後らへんの奴隷商人の二人なんか彼らが悪いとはいえ、ちょっとずつ打ち解けてそうな感じだったんじゃないのかなとか思ってしまいました。まぁ、平和ボケの感想かもしれませんが。
主人公も奴隷にされたり苦悩もたくさんあるけど、なんかなろう系みたいな印象を受けてしまいます。ラゴスがサッパリとしすぎている性格だからそう思ってしまうのかもしれません。
あと、女性関係とかで無責任なやつだなとか思っちゃいます。空想の世界に何いっているんだという話ですが笑
最近、本を読むようになって、私は主人公に対して共感が持てるか応援できるかという要素あった方が楽しめるみたいです。これがないと本の世界観に入り込めない気がします。
そういえば、アニメや漫画でも同じような傾向がある気がします。なんだかんだ王道が好きなんでしょうね笑

こういう物語とかでは魅力的なキャラクターや劇的なストーリーを求めてしまいますが、人生なんてこんくらい淡々と進んでいくもんだよなと思いました。どうしても大切に慎重に物事を進めようとしてしまいますが、成功しようが失敗しようが時は進みます。
だったら、ラゴスみたいに進んで行った方がいいんじゃないかなと思いました。まぁ、放浪しつつも真摯に向き合っているところはあるので、そこは見習わないといけませんが。
ラゴスくらい自分の目的に素直になってみるのもいいかもしれませんね!

もうちょい早く出会いたかったかも

本としては、文章が読みやすかったのでとてもスイスイ読むことができました。そこまで長くもないですし。
また、どういう世界なんだろうと想像しながら読むのは楽しかったです。特に、先祖が残した書物を読んでいき、文明などが進んでいくところはワクワクしました。
これを読んだら旅をしたくなるんじゃないかなと思います。中学生とか高校生の時に読んでいたら、もっと影響されていたかなと思います。
もっと歴史とかを真剣に学んでいたかもしれません。まず学ぶなら歴史からということなので。たしかに政治とかもどういう背景なのかをしらないとただの暗記で理解はできないですもんね。
そういえば、学術的な本よりも小説ばっかり読んでしまうというシーンはラゴスに共感できました。ちゃんと人間らしいところもありましたね笑
ただ読んだーで終わるんじゃなくて、ちゃんと自分の感想を書いていくと意外なことに気づくもんですね。読書感想文って大事だったんですね〜

いい出会い

人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。

筒井康隆. 旅のラゴス(新潮文庫) (p. 108). (Function). Kindle Edition.

この言葉と出会えただけでも『旅のラゴス』を読んでよかったと思います。
誰かと比較して、あれもこれもと自分を見失ってしまっている人にこそ刺さる言葉だと思います。もっと自分に素直になって、自分のいいと思ったものに突き進んでいこう。
失くすのが惜しいと立ち止まってばかりで後悔するのはやめよう。
前に進みんでいこう。
そう思えました。

体調が回復したら、もう前進あるのみです!

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