『玩具修理者』を読んだ。

楽しみ方

『玩具修理者』はちょっと生々しすぎる表現が少し苦手でした。話としては面白いのですが。。向き不向きがありますよね。
『酔歩する男』はどういうことなんだと考えるのが楽しいです。そして、他の人が自分では思いつかないような所まで考察してくれているのを調べるのもいいですね〜
もし、自分に合わないなと思う小説があったとしても最後まで読むのって大事ですよね。自分の感想だけじゃなくて、他の人はどう考えるのかを楽しむことができますから。
なんだか小説の楽しみ方がわかってきた気がします。というか小説以外もこうやって楽しめばいいのかもしれませんね!

軽く触れてます

『玩具修理者』と『酔歩する男』の2つが収録されている作品です。ジャンルはホラーだと思います。
ただ、お化けとかの単純な恐ろしさではなかったです。
『玩具修理者』はグロテスクな描写を鮮明に想像できてしまうくらいの表現力で書かれているので、苦手な方は避けた方がいいかもしれません。
ただ、怖いもの見たさといいますか、人間の好奇心みたいなものでどんどん次のページへと読み進めてしまいます。
『酔歩する男』は医学や科学に関する描写をあえて精密に記載することで、現実ではあり得ない現象にも説得力が出ているなと感じました。
物語の終盤になるにつれて自分の頭がこんがらがっていき、世界を信じられなくなるような錯覚に陥りそうになりました。なんだか精神がおかしくなってしまうような恐ろしさを感じました。
ページ数もそこまで多くないので、ちょっと不気味な感覚に陥ってみたいかもって気分の人にオススメです!

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以下はちょっとネタバレも含みます。

『玩具修理者』

最初は男女の会話から始まったので、女性が怪談てきなことを話していくのかなと思ったら全然違って驚きました。
どうして女性がサングラスをしているの?という日常的な会話から、物語が進んでいくにつれて、どんどん脂汗が出るような恐ろしい世界観に入り込んでいく感覚になりました。
正直、グロテスクな描写の表現がうますぎて、脳内で想像しないように必死に制限をかけていました。こういう系のグロは苦手かもです。。
また、おもちゃの概念というか生物と無生物の線引きとか訳がわからなくなりそうでした。そして、終わり方もとても不気味でした。
めちゃくちゃ短いページ数でここまでゾッとする内容を書けるのは凄いなと思いました。
でも、もう読みたくはないです笑

『酔歩する男』

不思議な女性に関する話かなぁとか想像していたら、思いがけない方向に物語が進んでいきましたね。
最初の感想は、登場人物の名前が読みづらい!
「アレ?なんて読むんだっけ」って何回もなってしまいました。自分の学習能力の低さに絶望してしまいました笑
菟原や血沼、小竹田ってパッと読めないですよね〜
これらの由来ってなんなんだろうって調べてみたら、「菟原処女伝説」という伝記を参考にしているようです。
この伝説は一人の美女を巡って、二人の男が争ったというお話みたいです。その登場人物の名前が由来になっているみたいです。今回の3人の関係性もこんな感じですもんね。
手児奈は結局どういう存在だったんでしょうねぇ。ただ不思議な魅力がある子が冗談を言っていただけなのか、それとも特別な何かを持っていたのか。とても気になります。
そして、小竹田の方が学生時代は手児奈に執着しているような感じだったのに、彼の方がタイムトラベルを独り占めにしようとする汚さみたいなのがあって意外でした。そのせいで永遠を彷徨うことになってしまうのですが。。
また、結局のところ血沼は時空を彷徨っているのか、それとも精神的におかしくなってしまっているのか訳がわからなくなりました。私自身もこの世界はなんなんだとか頭の中がぐるぐるとなってしまい、危うく精神がやられかけた気がします笑
読み終わった後も気になることがたくさんある作品ですね。いろんな人の考察を読むのが楽しいです!

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